2019年 市民総ぐるみ総合防災訓練


 2019年9月29日(日)8時のサイレンを合図に、市民総ぐるみ総合防災訓練が実施されました。各自治体ごとに計画された訓練内容に基づく自主防災訓練と、陽光台浮橋地区の皆さんの協力による避難訓練及び、地区防災協議会を中心とした川島小学校での避難所開設訓練が行われました。

 サイレンの合図を皮切りに、災害時対策本部要員の皆さんが、地区市民センターに集結。丹羽自主防災隊連合隊長より、訓練概要と各隊員への任務分担説明が行われ、避難所先遣隊からの「異常なし」連絡を受けた後、避難所開設準備に向け、各隊員が川島小学校向け移動しました。

 

 川島小学校移動後は、各役割分担に基づき「施設管理班」と「情報班」は体育館とグランドへの避難者の受入れ体制の準備。「衛生班」は仮設トイレとマンホールトイレの設置。「炊出し班」は避難者への食事準備とそれぞれ訓練を実施。一部については、避難者の皆さんにも協力して頂き訓練を行いました。

 避難された皆さんは、体育館内で、川島消防分団の指導による、負傷時の応急処置訓練や、AEDの使用方法について説明を受けた後、実際に体験訓練を行いました。

 また、体育館前に設置された仮設トイレやマンホールトイレを見学した皆さんは、トイレの使用方法や管理方法などについて質問し、実際の避難所運営においては、ルール作りや相互協力が大切であることを実感していました。

 訓練終了後は、炊出し班が準備したカレーとおにぎりを食べながら、当日の訓練内容を振り返り、日頃から災害時に備えておくことの必要性や、避難する際の持出品や避難後の避難所運営に関する難しさなど、事前に考えておくべきことが多くあることを理解して頂きました。

 訓練当日は雨の心配をしていましたが、逆に大変蒸し暑い一日となり、体育館内は湿度も高く大変でしたが、訓練に参加された皆さんには大変お疲れさまでした。