女性防災隊研修会(2024年1月27日)

 今年1月1日に発生した能登半島地震は、私たちに大きな衝撃をもたらしました。現地では今も行方不明の方々の捜索や安否確認が続いており、生活インフラの復旧見通しが立たない中での避難生活が続けられています。

 災害が発生した時に、命を守り被害を最小限にとどめるかは、日常からの備えが大きく左右します。今回はそうした備えをどのように行っていけばよいかについて、「Smile home」整理収納アドバイザー須藤有紀さんを講師に迎え、「災害時に備える自宅の環境改善」をテーマに、講演とケーススタディを取り入れながら、グループワークにより研修を行いました。

 室内を整理する際のポイントや考え方、整理整頓を行う場合はまずゴールを決めて行うことなどのアドバイスがあり、それらをもとに、自宅の部屋を想定しながら考えて、グループの中でそれぞれ意見交換を行いました。

防災協 視察研修(11月19日)



  研修終了後には、用意された非常食の試食や防災用品の配布が行われ、今後の地域防災への協力や、地域の防災リーダーとしての活動をお願いし、研修は終了しました。

 今回は男性陣も含め44名の皆さんが参加され、日常の整理整頓が大災害が発生した際に、自分たちの命を守ることになることをしっかりと受け止め、今後の防災への取組に生かしていくことを確認しました。

防災協視察研修会(堺防災センター11月19日)


 今年度の視察場所は、昨年4月にオープンした大阪府の「堺市総合防災センター」を訪問し、「映像による災害学習」「震度7の地震体験」「煙・暗闇避難体験」「応急・救護体験」「消火体験」などを中心に、災害の恐ろしさや避難する際の心構えなどについて学習しました。

 体験終了後は卒業試験として、館内に展示された資料を参考に『ナゾトキ防災学習ラリー』が行われ、全員無事に修了証書(消防カード)を授与していただき、今年の研修を終了しました。

 今回は施設予約の都合で、研修予定が14時からとなったため、午前中は堺市役所の展望ロビーから、世界遺産に登録された「百舌鳥古墳群」を眺望、また堺市博物館を訪ね古墳群の歴史や、堺市の文化についても知ることができました。


川島地区 文化祭(11月12日)


 11月12日(日)川島地区文化祭が開催されました。ここ数年はコロナ禍で開催が見送られていましたが、従来よりは規模を少し縮小し、小学校の体育館をメイン会場として、グランドや中庭を利用して展示や発表会などが繰り広げられました。

 防災協議会は、体育館の展示コーナーでは「非常持ち出し袋」や「防災資機材」を展示、中庭のイベントコーナーでは防災工作「ビニール袋の雨合羽つくり」と「紙の食器づくり」を行い、多くの皆さんに参加いただきました。


小学校への水の贈呈式(10月16日)


川島地区防災協議会では、毎年小学校へ災害用飲料水として利用するため、新入学児童分の水のPETボトル贈呈と、一年生を対象とした防災学習を実施してきました。

ここ数年は、新型コロナ感染症拡大もあり、水の贈呈のみ行ってきましたが、今年は4年ぶりに防災学習も行いました。

「地震や大雨が降ったとき、どんなことがおこるか?」また、「そんなときにはどうしたらいいのか」について学習しました。

地震で避難するときには、おさない・かけださない・しゃべらない・もどらない・ちかよらないの「お・か・し・も・ち」を守って、学校にいるときは先生、お家にいる時ならお父さんやお母さんの言うことを聞いて、安全な場所に避難することを約束しました。


市民総ぐるみ防災訓練(9月24日)

 9月24日(日)8時に地区市民センターのサイレンを合図に、川島地区市民総ぐるみ防災訓練が行われました。

 当日は各地区住民の方々、市職員の皆さんや防災協議会役員、災害対策本部要員、女性防災隊、川島地区消防分団など150名ほどが参加し、大雨で地域を流れる鹿化川が増水し、危険水位に近づき避難指示が出た想定で、各地区からの避難や避難所開設、炊き出しなどを中心に訓練を行いました。    

 7月に実施した「本部要員・女性防災隊」合同研修での取組成果を活かし、受付対応から避難所受入、簡易トイレの設置など、ほぼ計画通りに進められました。

 訓練終盤には、炊き出しのカレーを皆さんに食べて頂き、当日出席頂いた中根危機管理統括部長、地域選出の市議会議員の皆さんより講評を頂き、訓練は無事終了しました。

 幾つかの問題点も明らかになり、今後の取組への課題として、更なる地域の防災力向上への大きなSTEPとなりました。

 



本部要員・女性防災隊合同研修会(7月23日)


 7月23日(日)8時より、災害時対策本部要員の皆さんと、女性防災隊の皆さんによる、合同研修会が開催されました。これまではそれぞれ別々で研修会を開催していましたが、今年度は地区防災協のスローガンとして、「地域組織の連携による防災力の強化」を掲げており、その第一弾として初めて合同研修を開催しました。

 連日熱中症が心配される天候が続きましたが、研修開始前の髙橋防災協議会会長のあいさつにも、熱中症に十分気をつけ、細目な水分補強や休憩を取りながら、研修に臨んでほしいとに言葉もあり、川島小学校の体育館と運動場を研修会場として、皆さん汗だくにはなりましたが、9月に予定されている「市民総ぐるみ防災訓練」に向けて、避難所開設時の手順や対応について、確認を行いました。しました。

 


防災協役員研修会(7月9日)


 7月9日(日)防災協議会役員研修会が実施され、避難所開設時の対応や備品の取扱いについて、研修を行いました。

 小雨が降るあいにくの天候ではありましたが、他地域で実施された「避難所開設に関する動画」を視聴した後、避難所開設時の担当グループに分かれ、災害発生し災害対策本部より、避難所解説指示が出された際の対応方法や、防災倉庫内の各資材の点検・確認を行いました。

 初めて防災活動に取り組む役員も多く、9月に予定されている「市民総ぐるみ防災訓練」に向け、更に準備を行いスムーズな訓練ができるようにしていきたいと思います。 



自主防災隊長研修会(6月11日)

 

 6月11日自主防災隊長研修会が開催され、今年度の防災計画や訓練計画について報告されました。

これまでの可搬式ポンプの操法訓練や消化器BOXの点検に加えて、HUG訓練(机上避難訓練)やAED訓練(普通救命訓練)などを取り入れ、地域防災力向上に向け、取り組みが展開されることになりました。


2023年度 通常総会開催 (5月21日)

     防災協議会総会は、新型コロナ感染症拡により、前年・前々年と書面開催で実施されてましたが、今年度は通常開催され、全ての議案が満場一致で可決・承認されました。

 

 昨年度は「災害対策本部・避難所運営マニュアル」の見直しが行われ、新たに感染症対策やイラストなども取り入れ、避難所開設時の役割などについて、コンパクトにまとめました。

 

 今年度はこのマニュアルを基本に、防災訓練や避難所開設訓練を実施し、役割分担などについて改めて検証し、地域全体の防災力の向上に取り組むことを確認しました